穂高神社奥宮例大祭『御船神事』(松本市・上高地)

穂高神社の里宮は安曇野市穂高にありますが、奥宮は上高地(かみこうち)・明神池の畔に、嶺宮が奥穂高岳山頂に鎮座しています。里宮の『御船神事』は9月に盛大に斎行されますが、奥宮でも毎年10月8日に厳かに執り行なわれます。奥宮の『御船神事』は実際に明神池に舟を浮かべます。

古式ゆかしい御船が明神池に浮かぶ

安曇野を開拓した安曇氏(あずみうじ=阿曇氏)のルーツを連想させる『御船神事』。安曇氏は古代に北九州や玄界灘を舞台に活躍した海人族。発祥地は筑前国糟屋郡阿曇郷の志賀島一帯(現在の福岡市東部)と推定されています。
『古事記』には「阿曇連はその綿津見神の子、宇都志日金柝命(うつしひかなさくのみこと)の子孫なり」と記されています。

北アルプスの総鎮守でもある穂高神社奥宮の主祭神は、穂高見命(ほたかみのみこと)。この穂高見命は、宇都志日金柝命とされています。上高地はもともと神河内、あるいは神垣内と記し、穂高神社の神域である明神池に由来します。

奥宮の『御船神事』は、平安朝装束を身にまとった神官を乗せた御船を明神池に浮かべます。
神事は11:00から始まりますが、神事に続いて『日本アルプス山岳遭難者慰霊祭』が執り行なわれます。

毎年10月8日に斎行される『穂高神社奥宮例大祭(明神池御船神事)』

毎年10月8日に斎行される『穂高神社奥宮例大祭(明神池御船神事)』

 

穂高神社奥宮例大祭 御船神事 DATA

開催日 10月8日
開催時間 11:00〜
拝観料 大人300円、小人100円
所在地 長野県松本市安曇上高地
場所 明神池
電車・バスで 松本電鉄新島々駅から松本電鉄バス上高地行きで1時間10分、終点下車、徒歩1時間
ドライブで 長野自動車道松本ICから国道158号を上高地方面に33kmで村営沢渡駐車場。路線バス・タクシーで上高地へ(マイカー規制実施中)。上高地バスターミナルから徒歩1時間
駐車場 2125台(沢渡地区駐車場)/日帰り600円、1泊1200円
問い合わせ 穂高神社奥宮社務所TEL:0263-95-2430

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