六道の堤
長野県伊那市、高遠藩が築いた農業用ため池が、六道の堤(ろくどうのつつみ)。幕末の嘉永元年(1848年)、高遠藩主・内藤頼寧(ないとうよりやす)は困窮する財政の回復を目的に、六道原に水路を開削、さらに六道の堤を築いて新田を…
長野県伊那市、高遠藩が築いた農業用ため池が、六道の堤(ろくどうのつつみ)。幕末の嘉永元年(1848年)、高遠藩主・内藤頼寧(ないとうよりやす)は困窮する財政の回復を目的に、六道原に水路を開削、さらに六道の堤を築いて新田を…
長野県上伊那郡中川村、養命酒発祥の地近く、天竜川に架かる橋が、坂戸橋(さかとばし)。全長77.9m、高さ20m、昭和7年に架橋された鉄筋コンクリートアーチ橋で、国の重要文化財に指定されています。橋を含めて全長600mとい…
長野県上伊那郡中川村、中川村役場の南700mほどのところにあるのが、大草城址公園。現在の大鹿村にあった大河原城の城主・香坂高宗(こうさかたかむね)が南北朝時代(14世紀)に築いた城。現在では残雪の中央アルプス南部の山々を…
長野県下伊那郡大鹿村鹿塩、南アルプスの山中、「ゼロ磁場」とも称される分杭峠の南、国道152号・鹿塩川沿いにあるのが、中央構造線北川露頭。国道152号線沿いに駐車場があり、3分ほど歩けば露頭に到達できるので、貴重で気軽な地…
長野県上伊那郡辰野町、澤尻(さわそこ)地区にあるのが、日本最古の道祖神(沢底の道祖神)。「永正二年 入澤底中」と刻まれているので、永正2年(1505年)に造立、銘の入った道祖神としては日本最古ということになるのです。
長野県下伊那郡大鹿村大河原、南アルプス山中、脇を国道152号が走る青木川にあるのが、中央構造線安康露頭(ちゅうおうこうぞうせんあんこうろとう)。国道152号沿いの駐車場から安康沢に沿って歩道が整備され、その歩道を下れば、…
うだるような暑さを逃れて、夏は涼しい雲上の宿へ! 中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイで登る千畳敷カール(長野県駒ヶ根市)に建つ、ホテル千畳敷。標高2612m、ロープウェイで到達できる日本最高所で、ホテルとしても日本最高所、氷…
長野県飯田市、飯田市街北西の風越山(かざこしやま)山麓に湧く名水が、猿庫の泉(さるくらのいずみ)。江戸時代、茶の湯に適した水を求め諸国をめぐった、宗偏流不蔵庵龍渓(そうへんりゅうふぞうあんりゅうけい)宗匠が、探しあてたと…
諏訪湖の唯一の水の出口、長野県岡谷市の釜口水門を源流に、伊那谷を南下し、愛知・静岡県境を流れて静岡県浜松市と磐田市の境で遠州灘(太平洋)に注ぐ長大な河川が天竜川(てんりゅうがわ)。幹川流路延長は213kmで、日本第9位、…
長野県飯田市、天竜峡温泉港~唐笠港間を1時間で下る天竜ライン下り(天龍ライン遊舟)。こちらは緩やかな瀞(とろ)状になった天竜川を滑るように下り、変化に富んだ天竜峡の渓谷美が存分に楽しめるコース。冬季を除き、途中船頭が投網…
長野県飯田市、天竜峡観光の目玉は天竜川の川下り。弁天港~天竜峡温泉港間、約1時間の船旅が楽しめるのが、天竜舟下り(信南交通)です。『伊那節』にうたわれる「しぶきがかかる」のフレーズが実感できるのは、弁天港~時又港間の鵞流…
長野県(下伊那郡大鹿村)と静岡県(静岡市葵区)の県境、南アルプス山中に位置する峠が三伏峠(さんぷくとうげ)。標高2580m、日本最高所の峠ともいわれ、北の塩見岳、南の荒川岳、赤石岳への登山拠点として、三伏峠の長野県側に三…