蓼科第二牧場

長野県立科町にある蓼科牧場は、女神湖・ゴンドラリフトシャトルビーナス周辺の蓼科第一牧場（蓼科ふれあい牧場）と、長野県道40号（諏訪白樺湖小諸線）沿いの蓼科第二牧場に分かれています。面積が広いのが蓼科第二牧場。県道沿いに「牛乳専科もうもう」も営業し、ソフトクリーム片手に牧柵越しに牧場見学が可能。

雄大な公共育成牧場で牛馬の放牧を見学

蓼科第二牧場は、地元の農家からグリーンシーズンに、牛馬を預かり、放牧する公共育成牧場（蓼科牧場は立科町営）。
女神湖寄りの朝日の丘公園にかけて沿線に白樺が植栽され、牧柵沿いにウッドチップの敷かれた遊歩道も整備されている。
放牧期間は6月上旬～10月下旬。
乳用牛、肉用牛が放牧されています（酪農家が1日300円ほどの放牧預託料を支払って健康な牛に育てるために高原に放牧するもの）。
公共育成牧場を利用することで、十分な運動、良質な草の摂取による健康な牛の育成が可能となるのです。
あまり知られていませんが、長野県にはこうした公共育成牧場が50ヶ所弱もあり、酪農自給を支えているのです。
近隣では、望月高原牧場（望月町）、長門牧場（長門牧場）があります。

牛乳専科もうもう

長野県立科町、女神湖と小諸を結ぶ長野県道40号諏訪白樺湖小諸線沿いにある蓼科第二牧場隣接の乳製品直売所が牛乳専科もうもう。ジョッキ牛乳、アイスクリーム、濃厚なソフトクリーム、手作りパンなどが販売され、牧場を眺めながら店内で味わうことも、外に

雨境峠・与惣塚

古代の東山道は、蓼科山の肩を越えていました。それが長野県立科町の雨境峠（あまざかいとうげ）。標高1580mの峠で、与惣塚（よそうづか）は、旅人が蓼科山を見上げて祈りを捧げた祭祀遺跡で、古代から近世初頭まで祈願が行なわれていた場所です。長野県