千国街道親坂(塩の道千国越えコース)

千国街道親坂(塩の道千国越えコース)

長野県小谷村、千国街道(塩の道)の沓掛(くつかけ)には牛方宿(うしかたやど)があり、物資の中継基地になっていましたが、その沓掛から千国宿(ちくにしゅく)へと下る坂道が親坂。千国宿側からだと白馬乗鞍岳から流れ出る親沢を渡るとすぐに急坂が始まり、高度差100mを一気にかせいでしまう登坂路となります。

千国街道の難所、親坂を歩こう!

千国街道屈指の難所の親坂には旧道が昔のままに残され、坂の途中には石畳や弘法清水、牛つなぎ石、安永7年(1774年)安置の弘法大師像も残されており、散策に絶好。
千国宿側から親沢を渡ったところには親坂石仏群(親坂馬頭観音塚)があります。

牛方宿横の駐車場を起点にすれば、弘法の清水まで下り5分、登り10分。
牛つなぎ石までさらに下り8分、登り15分。
牛つなぎ石往復は休憩を含めると1時間近く必要となります。

日本海側の糸魚川と信州の内陸・松本とを結ぶ千国街道(糸魚川では松本街道、松本では糸魚川街道と呼称)は、起伏が激しく、冬場には場所によっては5mも雪が積もる悪路となりました。
親坂は旅人が難儀した場所のひとつで、路傍の石仏に道中の安全を祈ったのです。

山道が続くため大名の参勤交代に使われることもなく、宿場に遊郭もない街道は、明治20年頃に姫川沿いに馬車道(国道)が開削されてお役御免となりましたが、名もなき人々や牛馬の通った歴史を今も色濃く残しています。

八十八夜(5月)から小雪(しょうせつ/10月いっぱい)までは牛の荷を使って牛方が物資の輸送に従事しましたが、道幅は背中に荷を積んだ牛同士が安全にすれ違えるよう、9尺(2.7m)を基本にしていました。
塩は糸魚川から大町まで通常6日を費やしていますが、魚・塩魚を運ぶ最速の「一日追い」は、夕方に糸魚川を出立して、翌日の夕方には大町、翌翌朝には松本に到着しました。

名称 千国街道親坂(塩の道千国越えコース)/ちくにかいどうおやさ(かしおのみちちくにごえこーす)
所在地 長野県北安曇郡小谷村千国乙
関連HP 小谷村観光公式サイト
電車・バスで JR白馬駅から松本電鉄バス栂池高原行きで23分、終点下車、徒歩15分
ドライブで 長野自動車道安曇野ICから約59km
駐車場 牛方宿駐車場(10台/無料)
問い合わせ 小谷村観光連盟 TEL:0261-82-2233/ FAX:0261-82-2242
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
牛方宿

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長野県小谷村(おたりむら)、新潟県糸魚川と松本を結ぶ、全長30里(約120km)の塩の道(千国街道)。かつて日本海の塩や海産物を山国信州へと運ぶ、生活物資ルートだった街道です。小谷村の沓掛地区に残る牛方宿(うしかたやど)は、荷をつけた牛を引

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弘法の清水

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