万座空噴
群馬県嬬恋村、上信越高原国立公園にある雲上の湯、万座温泉(まんざおんせん)の源泉地帯は万座川と殺生沢にわたる広範囲にありますが、薬師神社下にある最大泉源の万座湯畑、万座高原ホテル下の万座地熱、そしてもっとも活発に噴気が上…
群馬県嬬恋村、上信越高原国立公園にある雲上の湯、万座温泉(まんざおんせん)の源泉地帯は万座川と殺生沢にわたる広範囲にありますが、薬師神社下にある最大泉源の万座湯畑、万座高原ホテル下の万座地熱、そしてもっとも活発に噴気が上…
群馬県嬬恋村(つまごいむら)、草津白根山と万座山の裾合谷の1800mの高地に湧く温泉。温泉街としては日本最高所で、夏の避暑、冬はスキーでも人気です。源泉温度は高いときには90度近くに達することもあるほど高温で、泉質は酸性…
群馬県嬬恋村と長野県高山村の境、上信国境に位置する標高1999mのピークが破風岳(はふうだけ)。山の西側(長野県川)は乳山牧場の牧草地、東山腹は荒涼たる小串硫黄鉱山跡。登山としては東側の上信スカイライン途中にある毛無峠(…
長野県軽井沢町と群馬県安中市松井田町の県境に位置する峠が旧碓氷峠(きゅううすいとうげ)。江戸時代、中山道の難所として、東海道の箱根の険とともに並び称されたのが、旧碓氷峠です。現在、軽井沢町の旧軽井沢側から車道、ハイキング…
長野県軽井沢町、旧二條家別荘(現在のホテル鹿島ノ森)に湧出する水が御膳水。長尾の涼泉とか、お水端と呼ばれることもある、軽井沢を代表する名水。御膳水の名は、明治11年、明治天皇が北陸・東海道巡幸の際、この湧水を使った食事を…
長野県軽井沢町、ホテル鹿島ノ森の敷地内にある、御膳水(ごぜんすい)に源を発する小川が堰き止められ、大きな池になったのが、雲場池(くもばいけ)。軽井沢黎明の時代、外国人別荘族にスワンレイクと呼ばれたように、今も渡りの季節に…
長野県軽井沢町、中軽井沢を流れる湯川の水源にある滝が白糸の滝。落差は3mとさほどではありませんが、その幅は70mにもわたり、湾曲した岩壁に幾筋にもなって水が流れ落ちるさまは、まさに白糸そのもの。水は滝上部の軽石層を透水し…
長野県軽井沢町、旧軽井沢のメインストリート(かつての中山道軽井沢宿)を抜けた二手橋から旧碓氷峠方向に5分ほど歩いた、矢ヶ崎川の河畔に立つのが室生犀星文学碑(むろうさいせいぶんがくひ)。『かげろふの日記遺文』で「野間文芸賞…
長野県軽井沢町、旧軽井沢のはずれ、軽井沢万平ホテル裏手の別荘地帯にある、小さな谷が幸福の谷。幸福の谷(ハッピーバレイ)の命名者は、この谷に別荘を構えた外国人たちで、現在も閑静な別荘地帯なため、案内板もありません。カラマツ…
長野県塩尻市、中山道木曽路で最大の宿場町、奈良井宿。櫛問屋中村家の建物を、古民家の特徴がわかる資料館として公開するのが中村邸です。建てられたのは、天保8年(1837年)の奈良井宿の大火の直後に建てられた建物で、間口が狭く…
長野県塩尻市奈良井(旧楢川村)と木祖村の境をなす、鳥居峠。標高1197mの鳥居峠は、木曽川水系と信濃川水系を分ける中央分水嶺で、街道時代には中山道・木曽路の難所のひとつにも数えられていました。奈良井宿から薮原宿までの旧中…
長野県塩尻市、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定される中山道の宿場町、奈良井宿。奈良井宿で幕府の役人や諸大名の旅用に、伝馬(てんま)、徒役(かちやく)を管理した上問屋の建物を公開するのが上問屋史料館(かみといやしりょう…