南信、伊那路の阿智村は環境省が実施する全国星空継続観察(スターウォッチングネットワーク)において平成18年度(2006年)、見事第1位に選ばれた「美しい星空の村」。そんな阿智村の富士見台高原「ヘブンスそのはら」(標高1400m地点)で、星空観察ができるナイトツアーを開催。昼神温泉に泊まって参加するのがおすすめです!
富士見台高原ロープウェイの夜間運転で「天空の楽園」へ!

全国星空継続観察(スターウォッチングネットワーク)とは、全国各地で一斉に肉眼や双眼鏡を使った身近な方法で星空観察を行なうもの。1位ということは、長野県阿智村は「肉眼で星が最も輝いて見える場所」といえるのです。
その美しい星空をテーマに、2012年にスタートした「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」には、全国各地から累計12万人を超える観光客が訪れています。
「ヘブンスそのはら」は、冬季はスキー場が有名ですが、グリーンシーズンにも富士見台高原ロープウェイは運行。
全長2500m、高低差600m、所要時間約15分のゴンドラが、中央自動車道園原IC近くの山麓駅(ステーションベガ)から、恵那山中腹の標高1400m地点の山頂駅(ステーションデネブ)まで運んでくれます。
この間も光が届かない山間部のため、「星空遊覧」となるわけです。
街の光が届かない山頂では合図と共に、設置された照明が一斉に消灯。
すると、目の前にプラネタリウムのような天の川や星々が広がります。
「あまりに星の数が多いのに驚きました」
「怖いくらいの星の数。自分がちっぽけに思えた」
などなど、この星空を体験することで人生観、世界観が変わる人もいるほどとか。
専門のガイドが天体に関する解説、漆黒の闇に包まれた森林をガイドと歩くナイト・フォレスト・トレッキングなども用意されています。
ゴンドラ運行時間は1部と2部に分かれているので注意が必要。
1部は18:30〜19:30にゴンドラに乗車。プログラムスタートが19:45(20:15終了)。
2部は20:45〜21:45にゴンドラに乗車。プログラムスタートが22:00(22:30終了)。
ただし2部は開催日が限られていますので(2部が開催されるのは「パラダイスナイト」の日に限られます)、詳しくは問い合わせを。
天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー|阿智村 | |
開催日 | 4月下旬〜10月中旬、詳細はホームページで確認を |
所在地 | 長野県下伊那郡阿智村智里3731-4 |
場所 | 富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら |
関連HP | ヘブンスそのはら公式ホームページ |
ドライブで | 中央自動車道園原IC(名古屋方面行きのみ)から約1km。中央自動車道飯田山本ICから約13km |
駐車場 | 2000台/無料 |
問い合わせ | ヘブンスそのはら TEL:0265-44-2311/阿智昼神観光局 TEL:0265-43-3001 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |