うだるような暑さを逃れて、夏は涼しい湖畔の宿へ! 志賀高原・木戸池(長野県下高井郡山ノ内町)の畔に建つ一軒宿、木戸池温泉ホテル 。志賀高原のハイキング「自然探勝コース」の起点でもあり、田ノ原湿原の散策、木戸池のボート遊び、石の湯のホタル観賞も楽しむことができます。
志賀高原の避暑は、木戸池の畔に建つ老舗ホテルで
国道292号(志賀草津高原ルート)途中、標高1630mの高所に位置するのが木戸池。
志賀高原は冬のスキーがオンシーズンで、夏は比較的にオフシーズン。
しかも、東京、中京圏、大阪からちょっぴり遠いというイメージで、夏はかなり穴場なのです。
とくに少し遅い夏休みをとって、9月なら、人も少なく優雅な旅を楽しむことができます。
木戸池は蓮池などと同様に、25万年前に活発な火山活動が始まった志賀山から流出した安山岩質の溶岩・火砕流や火山泥流の凹地に水が溜まったもの。
湿原化したのが田ノ原湿原です。
木戸池の横には国道が走りますが、多くは通り抜け、木戸池温泉ホテルは、少し国道の内側に建つので、喧騒とは無縁の環境(路線バスは玄関まで入ります)。
木戸池温泉ホテルの前身は、初代の小林信義が昭和8年に開業した志賀ヒュッテ。
当時は満足な車道もなく、資材は麓の沓野から馬の背で上げたのです。
自慢の自家源泉も戦前に二度も掘削に失敗、三度目の挑戦で戦後ようやく温泉を掘り当て、「内湯・志賀旅館」に。
そして現在の木戸池温泉ホテルへと成長したのです。
志賀高原随一ともいえる一等地に、一軒宿の温泉ホテルが建っているのは、まさにこの宿が志賀高原のパイオニア的な存在だったからにほかありません。
木戸池温泉ホテル が旅慣れた夫婦や、ファミリーにおすすめなのは、源泉かけ流しの温泉に加えて、和洋室などの客室、そしてこだわりの鍋、笹ずしなど手作りの夕食、アットホームな対応でしょう。
夕食も、スタンダードな夕食に加え、信州三昧グレードアップコースも用意され、連泊の場合も内容を変えて対応してくれます。
和室もありますが、おすすめは和洋室、もしくはゆったりとした洋室。
夏休み期間中の宿泊に関しては、まずは電話での確認を。
木戸池温泉ホテル ここに注目!
- 志賀高原・木戸池の畔に建つ一軒宿
- 玄関前まで路線バスが入ってくる
- 和洋室、和室、洋室とTPOに合わせて客室を選択可能
- 自然探勝コース、池めぐりなど、自然観察・ハイキングの基地に絶好
- 田ノ原湿原、木戸池一周は、朝食前のお散歩コースに絶好
- 夜は石の湯のホタル観賞も可能
- 温泉は自家源泉でかけ流し
- 夕食は手作り料理
- 志賀高原のパイオニア、老舗の宿らしいアットホームなサービス
- 年季の入った建物ながらリニューアルされている
- 下界よりも10度以上涼しい
- 宿泊料金が手頃でファミリーでの宿泊にも最適
木戸池温泉ホテル | |
名称 | 木戸池温泉ホテル/きどいけおんせんほてる |
所在地 | 長野県下高井郡山ノ内町志賀高原木戸池 |
関連HP | 木戸池温泉ホテル公式ホームページ |
電車・バスで | JR長野駅から長電バス急行志賀高原線で1時間33分、木戸池下車、すぐ |
ドライブで | 上信越自動車道信州中野ICから約28km |
問い合わせ | 木戸池温泉ホテル TEL:0269-34-2821/FAX:0269-34-2889 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |