稲核ダム

稲核ダム

かつての安曇村(現・松本市)を流れる梓川に築かれた3つの揚水式発電に使われるダムのうち、最下流に位置するのが稲核ダム(いねこきだむ)。昭和44年に完成したアーチ式コンクリートダムで、堤高60.0mと、3ダムの中では最も小さなダムとなっています。ダム湖の水は水殿発電所の下部調整池として揚水式発電に使われています。

ダム湖横の稲核集落にはそばの名店も

稲核ダム

稲核ダムは、上高地(マイカー規制を実施)、乗鞍高原、安房トンネル・奥飛騨温泉郷へのアクセス途中、国道158号沿いにあり、国道はダム直下を通るので、稲核橋からダム全景を眺めることができます。

稲核(いねこき)という地名は野麦街道の宿場としても機能した旧稲核村(明治7年に合併して安曇村誕生)に由来。
現在は松本市の一部ですが、稲核集落で産する稲核菜は、野沢菜漬けのように漬物として有名。
また、ダム湖横の水没を免れた稲核集落には、「渡辺そば店」など地元の人に愛される素朴なそばの名店もあるので、ぜひお立ち寄りを。

稲核ダム
名称 稲核ダム/いねこきだむ
所在地 長野県松本市安曇稲核
電車・バスで 松本電鉄新島々駅からタクシーで8分
ドライブで 長野自動車道松本ICから約18km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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稲核ダム

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