下菅沢の祖霊桜

下菅沢の祖霊桜

茅野市下菅沢の墓地に立つシダレザクラの巨樹が下菅沢の祖霊桜。樹高20m、幹回り5mで、推定樹齢は350年〜450年。住民の半数が木川(きかわ)姓だという下菅沢地区の墓地の中央にそびえ立っています。花の見頃は、例年4月中旬〜4月下旬頃。

武田の落武者が植えたと伝えられるシダレザクラの巨樹

下菅沢の祖霊桜

戦国時代、織田信長に敗れて同地に隠れ住んだ武田氏終焉の武将、武田勝頼(たけだかつより)の家臣らが植えた桜という伝承がありますが、武田氏の滅亡が天正10年(1582年)なので、樹齢とほぼ一致することにはなります。

蓼科山や八ヶ岳連峰の阿弥陀岳をバックに咲く姿は被写体としても人気があります。
下菅沢地区の東3kmほどのところには尖石遺跡(とがりいしいせき)もあり、さらに西1kmの場所には国宝の「縄文のビーナス」(茅野市尖石縄文考古館が所蔵)が出土した棚畑遺跡もあるので、時間があれば寄り道を。

 

下菅沢の祖霊桜
名称 下菅沢の祖霊桜/しもすげさわのそれいざくら
所在地 長野県茅野市豊平下菅沢
関連HP 茅野市公式ホームページ
ドライブで 中央自動車道諏訪ICから約8.6km
駐車場 下菅沢区公民館前などを利用
問い合わせ 茅野市観光案内所 TEL:0266-72-2637/FAX:0266-73-8322
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
 

下菅沢の祖霊桜

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