茅野市尖石縄文考古館

茅野市尖石縄文考古館

長野県茅野市豊平、国の特別史跡「尖石石器時代遺跡」を構成する尖石遺跡と与助尾根遺跡の間に建つのが、茅野市尖石縄文考古館。八ヶ岳山麓の縄文文化を詳しく解説するほか、出土品を展示。なかでも中ッ原遺跡出土の国宝土偶「仮面の女神」、棚畑遺跡出土の国宝土偶「縄文のビーナス」は必見です。

国宝土偶「仮面の女神」「縄文のビーナス」を間近で観察

常設展示室は、A、B、Cの3つに分かれ、常設展示室A「尖石遺跡と宮坂英弌」では、まず尖石遺跡を明治26年に学会に報告した小平小平治、そして昭和5年から独力で発掘を行なった宮坂英弌を紹介、日本で最初に「縄文のムラ」を認識した尖石石器時代遺跡の発掘の歴史を学びます。

続く、常設展示室B「国宝」では、「縄文のビーナス」、「仮面の女神」を周囲全方向からじっくりと細部まで観察できます。
常設展示室C「八ヶ岳山麓の縄文文化」は、茅野市内の遺跡から出土した多数の土器や石器を展示し、縄文人が「こだわりすぎの土器造形」を堪能できる仕組み。

喫茶コーナーではケーキセットも用意され、くつろぐことができます。
ミュージアムショップでは国宝「土偶」(縄文のビーナス、仮面の女神)のレプリカ、レプリカ貯金箱、はしおき、ピンバッジ、縄文ネックレス、縄文ブレスレットなども販売され、人気です。

茅野市尖石縄文考古館
棚畑遺跡出土の国宝土偶「縄文のビーナス」
茅野市尖石縄文考古館
中ッ原遺跡出土の国宝土偶「仮面の女神」
茅野市尖石縄文考古館
名称 茅野市尖石縄文考古館/ちのしとがりいしじょうもんこうこうかん
所在地 長野県茅野市豊平4734-132
関連HP 茅野市尖石縄文考古館公式ホームページ
電車・バスで JR茅野駅からアルピコ交通メルヘン街道バスで20分、尖石縄文考古館前下車
ドライブで 中央自動車道諏訪ICから約11km
駐車場 70台/無料
問い合わせ 茅野市尖石縄文考古館 TEL:0266-76-2270
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
中ッ原遺跡(中ッ原縄文公園)

中ッ原遺跡(中ッ原縄文公園)

長野県茅野市湖東花蒔、蓼科高原の入口、ビーナスラインから少し南に入ったところにある縄文時代の遺跡が、中ッ原遺跡。平成12年8月23日に出土、平成26年に国宝に指定された土偶「仮面の女神」で知られる遺跡で、中ッ原縄文公園として整備され、駐車場

尖石石器時代遺跡・尖石遺跡

尖石石器時代遺跡・尖石遺跡

長野県茅野市豊平、茅野市尖石縄文考古館の南側に位置するのが、尖石遺跡(とがりいしいせき)。縄文時代中期の集落遺跡で、車道(縄文の道)を隔てた茅野市尖石縄文考古館の北側には竪穴住居6棟が復元された与助尾根遺跡があり、一帯が国の特別史跡・尖石石

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