高島城
慶長3年(1598年)、豊臣秀吉の家臣・日根野高吉(ひねのたかよし)が築城した諏訪藩(高島藩)藩庁が高島城。諏訪湖を巧みに生かし、難攻不落を誇った水城で、「諏訪の浮城」と呼ばれました。日本三大湖城の一つに数えられましたが…
慶長3年(1598年)、豊臣秀吉の家臣・日根野高吉(ひねのたかよし)が築城した諏訪藩(高島藩)藩庁が高島城。諏訪湖を巧みに生かし、難攻不落を誇った水城で、「諏訪の浮城」と呼ばれました。日本三大湖城の一つに数えられましたが…
立山黒部アルペンルートの最高所、室堂平にあるミクリガ池は、立山の火山活動(1万年前の水蒸気爆発)で生まれた爆裂火口の跡。すぐ横のミドリガ池同様に、火口に水がたまった周囲630mほどの池で、水深15mは日本アルプスでもっと…
黒部ダムは、戦後日本の電力不足を補うために昭和31年から7年の歳月をかけ完成した関西電力のアーチ式ダム。黒四ダムと通称されるのは、黒部川第四発電所から。とくにダム建設のために大町とダムサイトを結ぶトンネル工事は破砕帯(は…
立山黒部アルペンルートの最高所、室堂平・ミクリガ池の畔に建つ「みくりが池温泉」は、標高2410mに位置し、日本最高所に湧く一軒宿の温泉。「日本秘湯を守る会」の会員にもなっている雲上の秘湯です。泉質は単純酸性硫黄泉で、神経…
黒部ダムの風物詩ともいえるのがグリーンシーズンに行なわれる観光放水。毎秒10トン以上の水が水煙をあげるが、この放水を俯瞰的に展望できるのが、展望台のうちでも最上部にあるダム展望台。関電トンネル黒部ダム駅から地中階段220…
立山連峰の雄山山頂直下を抜ける立山トンネル。関電トンネル同様に破砕帯(はさいたい=北アルプス造山の断層運動で生まれた岩が細かく割れ、地下水を溜め込んだ軟弱な地層)が難工事を生みましたが、現在では立山黒部アルペンルートの最…
「神の立つ山」立山は白山、富士山と並ぶ日本三大霊山に数えられ、立山修験(たてやましゅげん)と呼ばれる山岳信仰の場。立山信仰では浄土山は「過去」、雄山(立山)は「現在」、別山は「未来」でこの3つが立山三山。立山連峰で最高峰…
立山の室堂平近くにある地獄谷は立山信仰の中心的存在で、恐山(青森県むつ市)、川原毛地獄(秋田県湯沢市)と並ぶ「日本三大地獄」のひとつ。立山黒部ジオパークの室堂平ジオサイトの一部となっています。現在火山活動により、危険な火…
富山県立山町の立山駅(立山ケーブル)と長野県大町市の扇沢駅(関電トンネル)を結び、北アルプスの後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)と立山連峰を貫く山岳観光ルートが立山黒部アルペンルート。その最高所、立山(標高3015m)…
中央アルプスのなかでももっともアルペン的な山容を誇る宝剣岳と千畳敷カール。伊那谷(駒ヶ根市)側の山麓、しらび平駅と千畳敷駅の高低差950m(日本最大の高低差)を7分30秒で登るのが中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ。ゴンドラ…
中央アルプス宝剣岳(標高2931m)直下にある巨大なカールが千畳敷カール。カールとは、氷河期に形成された圏谷地形。すり鉢を縦に割ったような形で、底部から見上げると、特大のお椀にちょこんと立っているような感覚。底部は氷河期…
長野県駒ヶ根市の駒ヶ根高原にある天台宗の別格本山の寺、光前寺(こうぜんじ)。天台宗信濃五山(戸隠山の顕光寺・善光寺・更科八幡神宮寺・津金寺・光前寺)のひとつに数えられた名刹で、霊犬早太郎の説話と、国の名勝に指定される庭園…