栂池高原から栂池ゴンドラリフトと栂池ロープウェイを乗り継いで到達する「雲上の楽園」が栂池自然園。北アルプス白馬連峰の標高1900m前後に位置し、日本海型の気候に支配されるため、冬支度も早いのが特長。ではでは、栂池自然園の紅葉はいつ行けばドンピシャの見頃なのでしょう!?
紅葉は草紅葉から落葉まで、9月下旬〜10月下旬
栂池ゴンドラリフトと栂池ロープウェイを総称して栂池パノラマウェイと呼んでいますが、このグリーンシーズンの運行は6月〜10月。つまり都会的な感覚で11月に出かけてもまったくのアウト! ということになります。
栂池自然園(9月下旬〜10月上旬) 草紅葉が素敵!
まずは、栂池自然園自体の紅葉を、そこで営業する山小屋「栂池山荘」に確認すると、
「栂池自然園紅葉は例年9月下旬に始まります。まず、湿原の草紅葉(くさもみじ)から紅葉が始まり、栂池自然園内は徐々にと秋本番へ向かいます。その頃には花は少なくなり、色づいた種子が目立ち始めます」
というわけで、毎年9月下旬〜10月上旬に『栂池自然園紅葉まつり』が開催されるので、ここがひとつの目標になります。
栂池自然園(10月初旬~10月中旬) 錦繍の自然園にうっとり!
栂池自然園は「湿原を取り囲むナナカマド、カエデ、ダケカンバの紅葉に注目してください」(栂池山荘を運営する「道の駅おたり」の幾田美彦さんの話)。
「10月に入ると栂池自然園の紅葉はピークを迎えます。深紅に染まるナナカマド、カエデ、緑から黄色と変わるダケカンバの紅葉はまさに『錦繍(きんしゅう)の自然園』といった感じで、おすすめです」(幾田さん)
栂池自然園(10月下旬~10月下旬) ダケカンバの白い幹が印象的な晩秋
紅葉前線が過ぎた栂池自然園も案外シャッターチャンスがあるのだとか。
それが「ダケカンバの白い樹形の景観が実に見事」(栂池山荘スタッフの話)。
紅葉がロープウェイ眼下から山麓に移る頃になると山肌には冠雪がありますが、実はこの頃なら訪れる人も減って栂池パノラマラインの待ち時間も減ります。
栂池自然園 | |
名称 | 栂池自然園/つがいけしぜんえん |
所在地 | 長野県北安曇郡小谷村千国乙 |
関連HP | 栂池自然園公式ホームページ |
電車・バスで | JR白馬駅から松本電鉄バス栂池高原行きで23分、終点下車。栂池高原駅から栂池パノラマウエイのゴンドラリフト、ロープウェイで自然園駅へ |
ドライブで | 長野自動車道安曇野ICから約58kmで栂池高原駅 |
駐車場 | 栂池中央駐車場(400台/有料)、第一駐車場・第二駐車場(無料)もあり |
問い合わせ | おたり振興公社 TEL:0261-82-3053 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |