温泉ソムリエでテレビ『いきなり!黄金伝説。』のコメンテーターとしても活躍する板倉あつしが、白馬村でぜひ入りたい温泉のベスト3を選びました。
白馬村で入りたい温泉ベスト3
白馬塩の道温泉
「倉下の湯(上の画像)」は、白馬村を流れる松川の河畔に平成5年に温泉を掘り当て、平成6年7月に日帰り温泉施設としてオープン。
「白馬塩の道温泉」は、糸魚川と松本を結ぶ「塩の道(千国街道)」が通る白馬村にあって、塩分を多く含む湯で、舐めると独特の塩辛い味がすることが名の由来です。白馬連山を望む露天風呂で、褐色のにごり湯が楽しめます。
「ここの温泉はよく温まる」と板倉あつしも太鼓判です。さらに「2階の休憩室でのんびりできるのがおすすめの理由」。
白馬八方温泉
白馬八方温泉は無色透明の肌に優しいアルカリ性単純温泉。疲労回復・神経痛・筋肉痛・関節痛に効果があり、お肌がツルツルの「美人の湯」といわれています。
リニューアルされた八方の湯、みみずくの湯、郷の湯、おびなたの湯、北尾根の湯という5つの外湯施設と2つの足湯のほか、一部の宿泊施設にも引き湯されています。源泉は松川沿いで源泉に最も近いのはおびなたの湯です。運び湯ですが、北尾根の湯は白馬三山眺望の絶景温泉になっています。
「北尾根は絶景温泉に間違いないですが、温泉好きとしては運び湯なので減点。泉質を求めるならおびなたの湯ですが、登山者で混雑するのが難点。リニューアルされた八方の湯は、実は入浴料が少し高く設定されており、これも減点。というわけでみみずくの湯がおすすめかな」(板倉あつし)
白馬かたくり温泉
白馬かたくり温泉は単純温泉(弱アルカリ性低帳性温泉)で、まろやかなミネラル成分を含有。日帰り入浴施設としては「十郎の湯」があり、スキーシーズンは混雑しますが、グリーンシーズンは意外に穴場の温泉です。泉質は、単純温泉。
「夏場ならさほど混雑しないのでおすすめの温泉です。スキーシーズンの週末は24時間営業で、仮眠室も利用できます。スキー目的の若い人にもおすすめ」(板倉あつし)
板倉あつしProfile
日本旅のペンクラブ理事、プレスマンユニオン理事、温泉観光士、温泉ソムリエマスター。取材は年200日以上。旅・温泉・食・音楽・乗り物・自然・環境の放送制作と執筆業。TV番組 『いきなり!黄金伝説。』コメンテーターほか、夕刊フジに食と温泉のコラム「菜湯紀」と「旅ソムリエ」連載中。