高ボッチ牧場

長野県塩尻市、高ボッチ山（標高1665m）山上の草原地帯（高ボッチ高原）を活かした雲上の牧場が高ボッチ牧場。日本アルプスの展望台といわれる高ボッチ高原の標高1600m内外に牧場が広がり、日本一ともいえる絶景の牧場になっています。酪農家でつくる高ボッチ牧場牧野（ぼくや）組合が管理しています。

運が良ければ槍穂高を背景にした牛の放牧も！

高ボッチ牧場は、塩尻市有地で、総面積60ha。
放牧期間は例年6月上旬〜9月頃で、20頭ほどと放牧頭数が少ないのが残念です。
雌牛は9月〜10月に出産しますが、その1ヵ月ほど前までの間、歩き回ることで足腰が鍛えられ、出産しやすい体づくりにつながるため、高原で放牧を行なうもの。
放牧されるのは、高原南側の第1駐車場、展望広場駐車、北側の第2駐車場を結ぶ車道の西側。
牛を見つけて牧柵越しに見学という感じです（牧柵沿いに遊歩道があります）。

牧場内には8月第1日曜に行なわれる『高ボッチ高原観光草競馬大会』の周回コースとなる高ボッチ高原草競馬場（日本一標高の高い競馬場）も設けられています。
また、展望広場近くには、三大標高（1位：富士山、2位：北岳、3位：奥穂高岳、間ノ岳）を望む「三大標高に愛を誓うビューポイント」があるのでお見逃しなく。

なお、国道20号から高ボッチ高原への高ボッチスカイラインの幅員は狭いところで3.1ｍなので、対向車に注意して慎重に運転を。

高ボッチ山（高ボッチ高原）

長野県塩尻市街（松本平）の東にそびえるのが標高1665mの高ボッチ山。山上は草原となり、高ボッチ高原と呼ばれています。高ボッチ高原には、北アルプスの槍穂高をバックに牛が放牧される高ボッチ牧場があります。国道20号から高ボッチ高原へは車道も通