乗鞍高原と乗鞍岳山頂を結ぶ長野県道84号(乗鞍岳線)。乗鞍高原鈴蘭からくねくねと長野岐阜県境を目指しゴールは乗鞍山上・畳平の鶴ヶ池です。鶴ヶ池畔で平湯峠からの乗鞍スカイラインに合流しますが、長野県側から乗鞍岳山上にアクセスする乗鞍エコーラインは通年、マイカー規制を実施。
三本滝〜県境ゲートまで開通期間中マイカー規制を実施
マイカー規制が実施されるのは乗鞍エコーライン(乗鞍高原観光センター~乗鞍高原鶴ケ池/20.5km)のうち、三本滝レストハウスから上部(三本滝レストハウス〜県境ゲート)。
2019年は7月1日(日)に乗鞍エコーライン(県道乗鞍岳線)の冬期閉鎖が解除(バス、タクシー、自転車以外の一般車両は通行禁止できません)。
例年6月までは積雪が残り通行止め。通過が確実に可能なのは10月までで、降雪で閉鎖となります。
通行時間も7~9月が6:00〜18:00、10月が7:00〜18:00で夜間は通行止めに。
休暇村乗鞍高原や牛留池、三本滝へのハイキングコース入口まではマイカーで移動が可能です。
ちなみに、長野県と岐阜県の県境に位置するゲートは、大黒岳の南鞍部にあたり、日本の車道の最高地点になっています。
マイカーは鈴蘭または三本滝の駐車場に
マイカーは乗鞍高原の中心、鈴蘭地区の第1駐車場(300台)、第2駐車場(50台)、第3駐車場(400台)に入れるか、または、三本滝レストハウスの駐車場(50台)に入れて、シャトルバス、タクシーの利用を。
ドタバタしないためには乗鞍高原に宿をとることをおすすめします。
乗鞍観光センター前始発で、途中のバス停は、鈴蘭、スキー場前、すずらん橋、休暇村、東大ヒュッテ口、三本滝、摩利支天、冷泉小屋前、位ヶ原山荘前、宝徳霊神前、大雪渓・肩の小屋口、標高2716m(注/県境部分です)、乗鞍山頂(畳平)
乗鞍山上へと登る乗鞍エコーラインは、最後にはハイマツ帯を走る雲上のドライブ。県境の少し手前には乗鞍大雪渓もあって、乗鞍肩ノ小屋(6月下旬~10月上旬/大雪渓・肩の小屋口バス停から徒歩30分、畳平バス停から徒歩30分)などを基地にサマースキー・スノーボード、雪遊びも楽しむことができます。
下界では30度を超えるような真夏日でも、乗鞍山上では日中でも最高気温はせいぜい20度くらい。秋風が吹けば15度くらいには下がります。標高が100m上がるごとに0.6度下がりますから、下界で35度の日に、乗鞍畳平・鶴ヶ池では35−(27✕0.6)=19度と、単純に温度だけでも理論上は19度に。さらに風速が1mで体感気温は1度下がるので、風速が5mなら体感気温は14度。真夏でもヤッケなどの防寒対策が必要です(ファミリーの場合はとくに子供の防寒対策を)。
乗鞍エコーラインマイカー規制 | |
実施日 | 7月1日〜10月31日 |
規制区間 | 三本滝~乗鞍岳山頂・畳平(乗鞍鶴ヶ池駐車場) |
関連HP | のりくら観光協会公式ホームページ |
駐車場 | 鈴蘭地区第1駐車場(300台/無料)、第2駐車場(50台/無料)、第3駐車場(400台/無料)、三本滝レストハウス駐車場(50台/無料) |
問い合わせ | 長野県松本建設事務所維持管理課 TEL:0263-40-1963 アルピコ交通新島々営業所 TEL:0263-92-2511 |