旧碓氷峠
長野県軽井沢町と群馬県安中市松井田町の県境に位置する峠が旧碓氷峠(きゅううすいとうげ)。江戸時代、中山道の難所として、東海道の箱根の険とともに並び称されたのが、旧碓氷峠です。現在、軽井沢町の旧軽井沢側から車道、ハイキング…
長野県軽井沢町と群馬県安中市松井田町の県境に位置する峠が旧碓氷峠(きゅううすいとうげ)。江戸時代、中山道の難所として、東海道の箱根の険とともに並び称されたのが、旧碓氷峠です。現在、軽井沢町の旧軽井沢側から車道、ハイキング…
長野県軽井沢町、旧二條家別荘(現在のホテル鹿島ノ森)に湧出する水が御膳水。長尾の涼泉とか、お水端と呼ばれることもある、軽井沢を代表する名水。御膳水の名は、明治11年、明治天皇が北陸・東海道巡幸の際、この湧水を使った食事を…
長野県軽井沢町、ホテル鹿島ノ森の敷地内にある、御膳水(ごぜんすい)に源を発する小川が堰き止められ、大きな池になったのが、雲場池(くもばいけ)。軽井沢黎明の時代、外国人別荘族にスワンレイクと呼ばれたように、今も渡りの季節に…
長野県軽井沢町、中軽井沢を流れる湯川の水源にある滝が白糸の滝。落差は3mとさほどではありませんが、その幅は70mにもわたり、湾曲した岩壁に幾筋にもなって水が流れ落ちるさまは、まさに白糸そのもの。水は滝上部の軽石層を透水し…
長野県軽井沢町、旧軽井沢のメインストリート(かつての中山道軽井沢宿)を抜けた二手橋から旧碓氷峠方向に5分ほど歩いた、矢ヶ崎川の河畔に立つのが室生犀星文学碑(むろうさいせいぶんがくひ)。『かげろふの日記遺文』で「野間文芸賞…
長野県軽井沢町、旧軽井沢のはずれ、軽井沢万平ホテル裏手の別荘地帯にある、小さな谷が幸福の谷。幸福の谷(ハッピーバレイ)の命名者は、この谷に別荘を構えた外国人たちで、現在も閑静な別荘地帯なため、案内板もありません。カラマツ…
幹川流路延長は367kmで、日本一長大な川、信濃川。その本流部分の源流となるのが、奥秩父の主峰・甲武信ヶ岳(こぶしがたけ/2475m)の長野県側斜面(南佐久郡川上村)、西沢の詰め。川上村・毛木平から千曲川源流を詰める登山…
「信州の鎌倉」と呼ばれる長野県上田市の塩田平に湧く古湯が別所温泉。「大湯」、「大師湯」、「石湯」と3ヶ所ある昔ながらの共同湯(共同浴場)のなかで、慈覚大師(じかくだいし=円仁)ゆかりの湯と伝えられるのが大師湯(だいしゆ)…
「信州の鎌倉」と呼ばれる長野県上田市の塩田平に湧く古湯が別所温泉。「大湯」、「大師湯」、「石湯」と3ヶ所ある昔ながらの共同湯(共同浴場)のなかで、「真田幸村の隠し湯」といわれるのが石湯。その名の通り、湯船の周囲は石張りで…
「信州の鎌倉」と呼ばれる長野県上田市の塩田平に湧く古湯が別所温泉。「大湯」、「大師湯」、「石湯」と3ヶ所ある昔ながらの共同湯(共同浴場)のなかで、木曽義仲、そして北条義政の伝承を今に伝えるのが大湯。「木曽義仲ゆかり葵の湯…
長野県上田市前山にある真言宗智山派の古刹、中禅寺(ちゅうぜんじ)。寺伝によれば天長年間(824年〜834年)、空海(弘法大師)が雨乞い祈祷のため、草庵を結んだのが始まりといい、鎌倉時代、塩田北条氏の庇護を受けて繁栄しまし…
長野県上田市にある古社で、信濃国総社とされるのが科野大宮社(しなのおおみやしゃ)。総社とは、律令制度の設立で国府に赴任した国司が、当初は国内の神社に巡礼していたのを簡略化するため、祭神を集めて祀った神社のこと。国司が務め…