ダム展望台(黒部ダム)
黒部ダムの風物詩ともいえるのがグリーンシーズンに行なわれる観光放水。毎秒10トン以上の水が水煙をあげるが、この放水を俯瞰的に展望できるのが、展望台のうちでも最上部にあるダム展望台。関電トンネル黒部ダム駅から地中階段220…
黒部ダムの風物詩ともいえるのがグリーンシーズンに行なわれる観光放水。毎秒10トン以上の水が水煙をあげるが、この放水を俯瞰的に展望できるのが、展望台のうちでも最上部にあるダム展望台。関電トンネル黒部ダム駅から地中階段220…
立山連峰の雄山山頂直下を抜ける立山トンネル。関電トンネル同様に破砕帯(はさいたい=北アルプス造山の断層運動で生まれた岩が細かく割れ、地下水を溜め込んだ軟弱な地層)が難工事を生みましたが、現在では立山黒部アルペンルートの最…
「神の立つ山」立山は白山、富士山と並ぶ日本三大霊山に数えられ、立山修験(たてやましゅげん)と呼ばれる山岳信仰の場。立山信仰では浄土山は「過去」、雄山(立山)は「現在」、別山は「未来」でこの3つが立山三山。立山連峰で最高峰…
立山の室堂平近くにある地獄谷は立山信仰の中心的存在で、恐山(青森県むつ市)、川原毛地獄(秋田県湯沢市)と並ぶ「日本三大地獄」のひとつ。立山黒部ジオパークの室堂平ジオサイトの一部となっています。現在火山活動により、危険な火…
富山県立山町の立山駅(立山ケーブル)と長野県大町市の扇沢駅(関電トンネル)を結び、北アルプスの後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)と立山連峰を貫く山岳観光ルートが立山黒部アルペンルート。その最高所、立山(標高3015m)…
中央アルプスのなかでももっともアルペン的な山容を誇る宝剣岳と千畳敷カール。伊那谷(駒ヶ根市)側の山麓、しらび平駅と千畳敷駅の高低差950m(日本最大の高低差)を7分30秒で登るのが中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ。ゴンドラ…
中央アルプス宝剣岳(標高2931m)直下にある巨大なカールが千畳敷カール。カールとは、氷河期に形成された圏谷地形。すり鉢を縦に割ったような形で、底部から見上げると、特大のお椀にちょこんと立っているような感覚。底部は氷河期…
長野県駒ヶ根市の駒ヶ根高原にある天台宗の別格本山の寺、光前寺(こうぜんじ)。天台宗信濃五山(戸隠山の顕光寺・善光寺・更科八幡神宮寺・津金寺・光前寺)のひとつに数えられた名刹で、霊犬早太郎の説話と、国の名勝に指定される庭園…
ツタのからまるロマンチックな教会風の本館が印象的な安曇野(あずみの)のシンボルともなっている美術館が碌山美術館(ろくざんびじゅつかん)。日本の近代彫刻の開拓者である、荻原碌山(おぎわらろくざん・明治12年〜43年)は、長…
宇宙から到来する無数の電波をとらえ、宇宙の謎を解明すべく造られた施設が国立天文台野辺山宇宙電波観測所。戦後間もない頃に誕生した施設で、日本の電波天文学の「聖地」と呼ばれています。直径45mの電波望遠鏡1基とミリ波干渉計6…
大町市街の東側、東山と通称される大町山岳博物館から三日町まで続くのが大町観光道路(東山観光道路)。北アルプス側が西山と通称されるのに対し、東山と呼ばれる丘陵地帯の麓を北アルプスの山並みと並行して走るため、北アルプスの眺望…
大同2年(807年)創建と伝わる真言宗智山派の古刹が長野県佐久市望月の福王寺。その山門脇に咲く樹齢300年のシダレザクラは、寛永年間の山火事によって堂塔伽藍を焼失後、宝永年間にかけて植えられたものと推測されています。