万座温泉

万座温泉

群馬県嬬恋村(つまごいむら)、草津白根山と万座山の裾合谷の1800mの高地に湧く温泉。温泉街としては日本最高所で、夏の避暑、冬はスキーでも人気です。源泉温度は高いときには90度近くに達することもあるほど高温で、泉質は酸性硫黄泉。日本でいちばん硫黄含有量が多い温泉で、温泉パワーは抜群。

日本最高所の温泉街は硫黄含有量日本一!

万座温泉

泉源は、万座湯畑の姥湯(湯畑)、姥苦湯、苦湯(日進舘)、ラジウム北光泉(日進舘)、ラジウム北光泉、鉄湯1号、鉄湯2号、万座地熱の苦湯(豊国館)、鈴湯、地熱1号、地熱2号、万座空噴の空噴(嬬取の湯)、橘、奥万座の法性の湯、石楠花(湿原地)の石楠花の湯、早蕨の湯など合計18ヶ所(源泉数は現地看板による)で、全体の総湧出量は3800L/分くらいだろうと推測されています。
ただし、高温源泉が多いために浴槽での使用量も限定されるため、実際には、沢に流れている量も多いという贅沢な温泉地です。

泉質も27種というほど少しずつ違う成分の湯が湧出しています。
陽イオンのマグネシウムが日本の酸性泉の平均値(30.7mg/L)の3倍近くあるという珍しい温泉です(緑泥石を含む変質岩の中を酸性泉が通過するという珍しい現象でマグネシウムを含有と推測されています)。
正苦味泉と呼ばれていますが、マグネシウム含有量が多いのもその理由かもしれません。

殺生沢の上流にある小規模な噴気地帯を泉源とする奥万座は、硫化水素含有量が300mg/kgを越える日本一の硫化水素泉となっています。
かつては「白根荘」がその恩恵を受け、温泉ツウにも人気でしたが、現在は「万座ホテルジュラク」まで引湯されています(引湯のため、多少成分は失われていますが、十分にパワフルな温泉です/pH値3.2の高濃度硫黄泉)。

万座温泉の多くの旅館、ホテルが利用する泉源は、万座湯畑で、「その日の天気などで濁り方が変化する」という酸性硫黄泉らしい特徴があります。

万座空噴、弓池、熊四郎山を散策

万座温泉は、地下の熱水が断層に沿って地表に表れたものですが、その典型的な場所が、万座バスターミナル近くの万座空噴(まんざからぶき)で、噴気孔からは、今も音を立ててからは硫化水素、熱水を噴出しています。
万座空噴の嬬取の湯などは、噴気凝縮水で成分が非常に濃いのですが、利用されていません。
万座空噴は遊歩道が整備され歩くことができます。

上信越高原国定公園に指定される万座温泉には、弓池、熊四郎山(万座温泉一望展望台)などをめぐる遊歩道も整備され、ハイキングを楽しむことができます。
冬季(12月中旬頃~4月上旬頃)は「粉雪の万座」で知られる万座温泉スキー場が開設され、スキー客でにぎわいます。
昭和62年公開の映画『私をスキーに連れてって』(原作:ホイチョイ・プロダクション、監督:馬場康夫、主演:原田知世)のクライマックスの舞台にもなり、万座プリンスホテル、万座温泉ロッジがロケ地になっています(当時全日本スキー連盟会長は、プリンスホテルの堤義明オーナーでした)。

万座プリンスホテル、万座高原ホテル、万座ホテルジュラク、万座温泉日進舘、豊国館、万座亭が営業し、日帰り入浴が可能で、すべての宿が源泉掛け流し(万座プリンスホテル、万座高原ホテル、豊国館は混浴の湯船があります)。
豊国館は、湯冶場の風情を残した風呂が自慢。

11月~5月上旬までのドライブは積雪・降雪の対策が必要です。

万座温泉
万座温泉
名称 万座温泉/まんざおんせん
所在地 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣
関連HP 万座温泉観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR万座・鹿沢口駅から万座プリンスホテル・草津温泉・白根火山行きバスで42分、万座温泉下車
ドライブで 上信越自動車道碓氷軽井沢ICから約60km。関越自動車道渋川伊香保ICから約75km
駐車場 観光協会前(20台/無料)
問い合わせ 万座温泉観光協会 TEL:0279-97-4000
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
万座空噴

万座空噴

群馬県嬬恋村、上信越高原国立公園にある雲上の湯、万座温泉(まんざおんせん)の源泉地帯は万座川と殺生沢にわたる広範囲にありますが、薬師神社下にある最大泉源の万座湯畑、万座高原ホテル下の万座地熱、そしてもっとも活発に噴気が上がる万座空噴(まんざ

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