稗田山崩落跡(稗田山崩れ)

稗田山崩落跡(稗田山崩れ)

白馬連峰のひとつ乗鞍岳(2456m)から派生する尾根のピークが稗田山(ひえだやま/1443m)。尾根の南側は白馬コルチナ国際スキー場、白馬乗鞍スキー場ですが、尾根の北側は「稗田山崩れ」大崩落地。山麓から見上げると巨大な崖のように見えるのが稗田山崩落跡(ひえだやまほうらくあと)で、日本三大崩れのひとつ。

日本三大崩れに数えられる崩落地

明治44年8月8日に稗田山の北面で山体崩壊(稗田山崩れ)が発生し、大量の土砂が山麓の集落や道を飲み込むという大惨事となりました。
当時の県道(馬車道)は埋没し、川は堰き止められて長瀬湖と呼ばれる土石流堰止湖が誕生。
浦川沿いに土砂が流れ下り、浦川の石坂地区の川沿いの下通り3戸17人、姫川合流点の長瀬地区の1戸5人、富山から材木運搬の仕事をしていた1名の合計23名が押し寄せた土石流の犠牲となっています。
現在、浦川の河床は山体崩壊以前より数十メートルも上にあるのです。

宝永4年(1707年)の宝永地震で起きた大谷嶺(現・静岡市葵区)の大谷崩れ(おおやくずれ)、安政5年(1858年)に飛越地震により発生した立山(現・富山県立山町)の鳶山崩れ(とんびやまくずれ)とともに、日本三大崩れのひとつに数えられています。

浦川沿いに延びる林道を使えば崩落地直下の金谷橋まで到達できますが、事前に小谷村に道路状況の確認を。
一般的には浦川中流に架かる浦川橋からの見学が無難です。

名称 稗田山崩落跡(稗田山崩れ)/ひえだやまほうらくあと(ひえだやまくずれ)
所在地 長野県北安曇郡小谷村千国乙
ドライブで 北陸自動車道糸魚川ICから約31km、長野自動車道安曇野ICから約69kmで浦川橋
駐車場 浦川橋北詰を利用
問い合わせ 小谷村観光連盟 TEL:0261-82-2233
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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浦川橋(「稗田山崩れ」展望地)

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