軽井沢を避暑地として見出した外国人宣教師など、欧米人たちは、休日となるとピクニックに出かけました。夕日の名所ということでサンセットポイント(Sunset Point)と称されたのが旧碓氷峠です。当時は中山道を歩きましたが、今では旧軽井沢のメインストリートからハイキングコースが通じています。
1時間30分のハイキングでサンセットポイントへ

軽井沢で夏を過ごす外国人の人たちは、天気がいい日には中軽井沢との間の離山に、そして夕日の美しい旧碓氷峠へと足を伸ばしました。
離山はその形状からテーブルマウンテンと名付けられ、旧碓氷峠はサンセットポイントという名称で呼ばれたのです。
旧碓氷峠へは車道も通じていますが、メインストリート(旧軽井沢銀座)を通り抜け、ショー記念礼拝堂、二手橋を経て、ハイキングコース(「旧碓氷峠遊覧歩道」)に入るのがおすすめです。
旧碓氷峠は、上信国境(上州=群馬県、信州=長野県)で、実は日本海と太平洋の中央分水嶺にもなっています。
また峠に建つ熊野神社・熊野皇大神社は国境(県境)を跨ぐように建っています。
山門、拝殿の中央に国界があり、上野国側が熊野神社、信濃国が熊野皇大神社となっているのです。
今では力餅の店があるだけですが、往時には峠町と称したように数十軒の家並みが続いていました。
安中藩の安政遠足(あんせいとおあし)は、藩士による中山道の競争で、安中城の城門から中山道を碓氷峠の熊野権現(現・熊野神社・熊野皇大神社)まで7里余り(29km)を競いました。
5月〜6月にかけ、6回に分け、50歳以下の藩士96名が参加し、上位7人には酒肴と茶、力餅が振る舞われたことが記録されています。
当時から街道の名物だった「力餅」は、今も県境に建つ「しげのや」で味わうことができます。
メインストリートから旧碓氷峠見晴台までは、徒歩1時間30分。
妙義山、浅間山などのパノラマを得ることができますが、ツキノワグマも出没するので、熊除けの鈴は必携です。

| 【軽井沢の裏技】(6)ハイキングなら旧碓氷峠へ! 峠の力餅も味わいたい | |
| 名称 | 旧碓氷峠/きゅううすいとうげ |
| 所在地 | 長野県北佐久郡軽井沢町峠町・群馬県安中市松井田町坂本 |
| 関連HP | 軽井沢町公式ホームページ |
| 電車・バスで | JR・しなの鉄道軽井沢駅から碓氷峠見晴台バス(通称・赤バス)で30分、見晴台下車、すぐ。タクシーで20分 |
| ドライブで | 上越自動車道碓氷軽井沢IC約15km |
| 駐車場 | 10台/無料 |
| 問い合わせ | 軽井沢町観光経済課TEL:0267-45-8579/FAX:0267-45-8579 |
| 掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 | |








