1月13日〜1月15日、長野県野沢温泉村の野沢温泉で『道祖神まつり』が行なわれます。国の重要無形民俗文化財の日本一の火祭り。1月15日の夜が『道祖神まつり』のハイライトで、厄年以外の村の男たちが火付け役となり、事前に築いた「社殿」めがけて突入し、厄年の男たちが火消し役となって火をめぐる攻防戦を展開します。
1月15日20:00からが『道祖神まつり』のハイライト
保存会顧問や山棟梁、社殿棟梁の指揮のもと、42歳厄年を中心にした三夜講(さんやこう)の男性と、25歳の厄年の青年が作業を担います。
1月13日13:00〜行なわれるご神木引きは、社殿の中心となる5本のうちの2本を25歳の厄年と42歳の厄年が2組に分かれて日影ゲレンデから温泉街を通り会場まで3時間あまりをかけて引き出すもの。
1月14日深夜から〜1月15日昼頃にかけて「社殿」が組み立てられますが、社殿造りはすべて手作業で、危険が伴うので、この時ばかりは酒も断ち完成まで黙々と作業が行なわれます。
1月15日がメインで、19:00頃に「火元」の家で火打石で点火した松明(たいまつ)が道祖神場に運び込まれます。
大きな松明に付けられ火を、厄年代表者らは道祖神歌を歌いながら火祭り会場へと運び、あらかじめ築かれた「社殿」から30mほど離れたところへ積まれた粗朶(そだ)ボヤに点火され、これを元火として火祭りが始まります。
火元もらい=19:00~、灯篭到着=19:30~、煙火=20:00~、道祖神太鼓=20:00~、火元出発=20:00~、火元到着=20:30~、野沢組惣代の火つけ・初灯篭火つけ=20:30~、子供火つけ=20:35~、大人火つけ=20:50~、終了=22:00頃。
野沢温泉『道祖神まつり』 | |
開催日 | 1月13日〜1月15日 |
所在地 | 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷 |
場所 | 馬場の原(横落地区) |
関連HP | 野沢温泉観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR飯山駅から直通バス野沢温泉ライナーで25分 |
ドライブで | 上信越自動車道豊田飯山ICから約20km |
駐車場 | 野沢温泉村営駐車場/無料(スキーシーズンは有料) |
問い合わせ | 野沢温泉観光協会 TEL:0269-85-3155 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
画像協力/野沢温泉観光協会