新潟県妙高市、燕温泉の脇を流れる大田切川は、燕温泉の上流で妙高随一の落差(80m)を誇る惣滝を懸けていますが、さらに下流へと流れ、関温泉の横で不動滝(大滝)として落下しています。関温泉と赤倉温泉を結ぶ新潟県道396号(関赤倉線)の不動大橋のすぐ下に懸かっています。滝壺近くに大瀧不動尊が祀られています。
草に覆われる山道を下れば滝壺近くに接近できる
50万年〜26万年前に妙高山から流出した大滝溶岩流の末端に懸かる滝。
以前は妙高山系でもっとも大きな滝で、大滝とも呼ばれていましたが、現在は滝壺が土砂で埋まってしまい、落差も20mほどに。
滝壺の脇には眼病に効くといわれている大瀧不動尊と呼ばれる不動明王が祀られ、修験の地だったことがうかがえます。
県道396号から大瀧不動尊の参道を使えば滝壺近くまでアプローチできますが、山道が滑りやすいので注意が必要。
ただし、入口に駐車場がないので、少し離れた不動大橋近くの路肩に車をとめる必要が生じます。
妙高五滝と映画『滝を見にいく』で話題になった「幻の大滝」
苗名滝(15万年〜13万年前の黒姫山の爆発による溶岩流末端/落差55m)、惣滝(4万3000年〜5000年前の妙高山噴火による燕溶岩流の末端/落差80m)、ヒコサの滝(落差35m)、不動滝、そして平成5年に市民グループ「宝島あらいビデオ探検隊」が発見した「幻の大滝」の5瀑が妙高五滝。
沖田修一監督の映画『滝を見にいく』(2014年)は、幻の滝(幻の大滝)を見に行くツアーに参加した7人のおばさんたちの物語です。
「幻の大滝」へは、ハイキング程度の装備で到達も可能で、大滝温泉「大滝荘」(新潟県妙高市上小沢357-2)を目標にアプローチを。
沖田修一監督の映画『滝を見にいく』(2014年)は、幻の滝(幻の大滝)を見に行くツアーに参加した7人のおばさんたちの物語です。
「幻の大滝」へは、ハイキング程度の装備で到達も可能で、大滝温泉「大滝荘」(新潟県妙高市上小沢357-2)を目標にアプローチを。
不動滝(大滝) | |
名称 | 不動滝(大滝)/ふどうだき(おおたき) |
所在地 | 新潟県妙高市関山 |
関連HP | 妙高観光局公式ホームページ |
ドライブで | 上信越自動車道妙高高原ICから約8.5km |
駐車場 | なし |
問い合わせ | 妙高市観光案内所 TEL:0255-86-3911/FAX:0255-86-3450 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |