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八方アルペンライン

八方アルペンライン

長野県北安曇郡白馬村、標高760mの八方から標高1831mの八方尾根の第1ケルン(村営八方池山荘)まで運行する、3種のゴンドラリフト、リフトの総称が、八方アルペンライン。長野オリンピックのスキー滑降コースのスタート地点まで上るもので、アルペンムードも満点で、まさにアルペンライン。

ゴンドラリフトとリフトを使って雲上へ!

間近に迫るアルプス(白馬三山や五龍岳)の山肌や、高山植物を眺めながらの空中散歩が楽しめます。
八方からは6人乗りの八方ゴンドラリフト「アダム」で、兎平駅まで8分。
4人乗りのアルペンクワッドリフトに乗り継いで黒菱平へ、さらに4人乗りのグラートクワッドリフトに乗れば、第1ケルンに到達。
第1ケルンからは八方尾根自然研究路が始まります。

黒菱平にある鎌池湿原では、初夏にニッコウキスゲ、コバイケイソウなどが咲き、第1ケルン〜八方池の八方尾根自然研究路周辺では、標高が標高1830m〜2000mという本来は亜高山帯程度なのに、アルプス3000mの稜線に咲く高山植物が繁茂しています。
これは、八方尾根のベースが超塩基性の蛇紋岩(じゃもんがん)だから。
高山帯の花が咲き、山服にはヨーロッパアルプスのアルプ(牧草地)を思わせる草原が続き、残雪を抱いた岩峰を眺めることから、「アルペンライン」と呼ばれているのです。

八方アルペンラインは、栂池自然園(小谷村)へと上る栂池パノラマウェイとともに、人気の地なので、観光シーズンの土休日には、起点となる八方駅のゴンドラリフト乗り場に並ぶことも。

太平洋高気圧に覆われた夏休みなどは、夏雲の日変化で、早朝晴れていても、もくもくと雲が生まれ、夕方には雷雨となることも。
白馬村周辺に宿泊し、早めに乗車することをおすすめします。

八方駅から第1ケルンへ!

八方ゴンドラリフト「アダム」

区間:八方駅〜兎平駅/全長2063.8m、標高差625.26m
乗車時間:8分
運転間隔:6人乗りゴンドラが最短16.0秒間隔で随時運行/ゴンドラリフト

八方ゴンドラリフト「アダム」

長野県北安曇郡白馬村、山麓の八方から、八方尾根の第1ケルンまで上る八方アルペンライン(八方ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフト)のうち、最初に乗車するのが、スイスアルプスのような雰囲気を味わうことができる

アルペンクワッドリフト

区間:兎平〜黒菱平/全長783m、標高差284.54m
乗車時間:7分
運転間隔:4人乗りチェアリフトが12秒間隔で随時運行/クワッドリフト

アルペンクワッドリフト

長野県北安曇郡白馬村、山麓の八方から、八方尾根の第1ケルンまで上る八方アルペンライン(八方ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフト)のうち、2番目に乗車するのがアルペンクワッドリフト。兎平と高山植物咲く黒菱平

グラートクワッドリフト

区間:黒菱平〜八方池山荘 (第1ケルン)/全長598m、標高差160.90m
乗車時間:5分
運転間隔:4人乗りチェアリフトが12秒間隔で随時運行/クワッドリフト

グラートクワッドリフト

長野県北安曇郡白馬村、山麓の八方から、八方尾根の第1ケルンまで上る八方アルペンライン(八方ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフト)のうち、最後に乗車するのがグラートクワッドリフト。黒菱平と八方池山荘 (第1

八方アルペンライン
名称 八方アルペンライン/はっぽうあるぺんらいん
所在地 長野県北安曇郡白馬村北城
関連HP 八方アルペンライン公式ホームページ
電車・バスで JR白馬駅から松本電鉄バス八方行き、猿倉行きで5分、八方下車、徒歩10分
ドライブで 長野自動車道安曇野ICから約52km
駐車場 八方第3駐車場(200台/無料)、八方第9駐車場(100台/無料)
問い合わせ 白馬観光開発八方営業所 TEL:0261-72-3280
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

八方尾根自然研究路

長野県白馬村、ハイライトである八方池(はっぽういけ)から白馬三山の見事な眺望が楽しめるのが、八方尾根自然研究路。八方アルペンラインを乗り継いだ第1ケルンから石神井ケルン、第2ケルン、八方ケルンを経て第3ケルンのある八方池(標高2060m)ま

栂池パノラマウェイ

長野県小谷村、栂池高原と栂池自然園を結ぶ6人乗りのゴンドラリフト「イヴ」と、71人乗りの栂池ロープウェイを総称したのが、栂池パノラマウェイ。人気の栂池自然園へと上るルートのため、観光シーズンの土休日などには乗車に時間待ちのことがあるので、な

岩岳ゴンドラリフト「ノア」

長野県北安曇郡白馬村、標高1289.7mの岩蕈山(いわたけやま)に架かる索道(さくどう)が岩岳ゴンドラリフト「ノア」。冬のパウダースノウのスキー場としても有名な岩岳ですが、実は白馬三山の前衛峰的な存在なので、山頂は白馬三山の展望台になってい

白馬五竜テレキャビン

長野県北安曇郡白馬村、五龍岳から派生する遠見尾根にある、エイブル白馬五竜の山頂エリア・白馬五竜高山植物園へと登るゴンドラリフトが白馬五竜テレキャビン。エイブル白馬五竜スキー場のとおみゲレンデに架かっており、とおみ駅とアルプス平駅の間を8人乗

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