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大黒岳

大黒岳

乗鞍岳の山上、畳平バスターミナルからのびた登山道のなかで、もっとも手軽にトライできるのが、標高2772mの大黒岳への道。登山といっても20分ほどの道のりなので、夏山シーズンの晴れた日ならピクニック気分で歩くことができます。畳平との標高差もわずか70mほど。夏山シーズンなら御来光を拝むスポットとしても注目!

ご来光のベストスポットはハイマツに囲まれた園地になっている!

大黒岳からの畳平。左から不動岳、里見岳、恵比寿岳・魔王岳

乗鞍岳は、主峰剣ヶ峰(標高3026m)を中心に23の峰(乗鞍23峰)が連なりますが、大黒岳はこの連峰の北東端に位置するピーク。
32万年前〜12万年前に活動した烏帽子火山体の大黒溶岩からできている頂です。
槍・穂高連峰や位ヶ原のハイマツの樹海が一望のもと。

周辺にはコマクサなどの高山植物も生育し、手軽に高山植物の女王とよばれるコマクサを眺めることができます。
実は、コマクサをもっとも手軽に眺められるのがここ。

畳平へ長野県側(乗鞍高原)から登る県道乗鞍岳線(乗鞍エコーライン)、そして岐阜県側(平湯峠)からの乗鞍スカイラインともに自然保護のためマイカー規制が実施されているので、アクセスは、乗鞍高原(乗鞍エコーライン)、ほおのき平駐車場(乗鞍スカイライン)で、マイカーからシャトルバスかタクシーに乗り換えることになります。

畳平に宿を取れば(旅館レベルの宿泊施設があります)、山上の一夜を満喫できますが、御来光だけが目的なら御来光バスも利用できます。
大黒岳南肩の標高2716mバス停は、実は日本最高所のバス停。
つまりは車など(ロープウェイを含め)で登ることのできる日本最高所になっています。
標高2716mバス停からなら徒歩10分で大黒岳山頂の大黒岳園地に到達。

大黒岳からの槍穂高連峰(クリックで拡大します)
 
乗鞍岳ご来光バス
乗鞍高原観光センターを山上のご来光に合わせて日の出前に出発し、大黒岳と富士見岳の鞍部(標高2716mバス停)を経て畳平まで「乗鞍岳ご来光バス」が運転されています(アルピコ交通新島々営業所/tel0263-92-2511)。
このバスを利用すれば、畳平に宿泊しなくても手軽に御来光を眺めることができる仕組み。
標高2716mバス停からなら大黒岳への富士見岳にも登山可能です。
エコーライン15カーブからの大黒岳・富士見岳

 
大黒岳
名称 大黒岳/だいこくだけ
所在地 長野県松本市安曇鈴蘭
関連HP のりくら観光協会公式ホームページ
電車・バスで 松本電鉄新島々駅から松本電鉄バス乗鞍山頂行きで1時間43分、終点下車、徒歩20分
ドライブで 長野自動車道松本ICから約46kmで三本滝駐車場
駐車場 乗鞍高原第1・鈴蘭駐車場(290台/無料)、第2駐車場(70台/無料)、第3駐車場(400台/無料)、三本滝駐車場(50台/無料)
問い合わせ のりくら高原観光案内所 TEL:0263-93-2147
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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