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旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道

旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道

長野県安曇野市明科、昭和63年に東側の山中を第1白坂トンネル、第2白坂トンネルで抜けるようになった篠ノ井線の廃線跡は、現在、旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道として整備され、廃線跡ウォーキングが可能。途中にはレンガ造りのトンネル、日本で最初の鉄道防備林というケヤキ林も現存。

レンガ造りのトンネル、鉄道防備林のケヤキ林を探勝

明治35年、篠ノ井線松本駅~西条駅(24.58km)が開通し、明科駅、田沢駅、松本駅が開業。

国鉄が分割民営化し、篠ノ井線がJR東日本になった翌年の昭和63年9月10日、明科駅~西条駅間線路付け替え(第1白坂トンネル、第2白坂トンネル掘削の新線開通)で廃止となったのが国道403号・潮沢川(犀川の支流)沿いにあった旧線と潮沢信号場。
その廃線跡を活かして安曇野市が整備したのが、旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道です。

遊歩道途中には、三五山トンネル、漆久保トンネルという地元のレンガ工場で焼成したレンガを使った総レンガ造りの隧道(トンネル)、レンガ造りのアーチ橋、スイッチバック式の列車退避用の潮沢信号場跡、そして鉄道防備林として植栽された3万本のケヤキなどが現存しています。

ケヤキが色づく10月下旬~11月初旬や、新緑の5月などが旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道のウォーキングにおすすめのシーズンです。

旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道・コースタイム

JR明科駅~(1.2km・30分)~潮神明宮~(0.5km・10分)~三五山トンネル~(1.0km・15分)~東平(北アルプスを眺望)~(0.9km・15分)~けやきの森自然園~(0.6km・10分)~漆久保トンネル~(0.7km・15分)~潮沢信号場跡~(0.7km・15分)~旧第2白坂トンネル入口(駐車場)

旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道
名称 旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道/きゅうこくてつしののいせんはいせんじきゆうほどう
所在地 長野県安曇野市明科中川手〜明科東川手
電車・バスで JR明科駅から
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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