2025年1月6日(月)、長野市の善光寺で『びんずる廻し』。善光寺本堂の一段高くなった妻戸台(かつて他阿上人が踊り念仏をした舞台の名残りという舞台)右脇にある「びんずる尊者像」をもみ上げ、参詣者とともに妻戸台の周りを5回曳き廻す行事で、毎年1月6日19:00〜執り行なわれます。参加は自由ですので、当日、直接本堂へ。
授与された杓子で「びんずる尊者像」をなで回せ!
終了後、参詣者には堂童子から杓子が授与され、その杓子で「びんずる尊者像」をなでて持ち帰ると、1年を無病息災で過ごせるといわれています。
善光寺では1月7日早朝3:00〜『七草会』が執り行なわれます。2:00から鐘楼で「人よせの鐘」が撞かれ、参詣者も梵鐘を撞くことができます。除夜の鐘は108名限定ですが、『七草会』は鐘を撞くチャンスにもなっています。
1月7日~15日9:00~16:00には『御印文頂戴(ごいんもんちょうだい)』の儀式も。善光寺如来のご分身といわれる三判の宝印「御印文」を、僧侶が参詣者の頭に押し当てる儀式で、「ごはんさん」という愛称で親しまれています。
びんずる(賓頭盧)
釈迦の弟子の1人。名がピンドーラ、姓をバーラドヴァージャといい、漢訳では、「賓頭盧跋羅堕闍」(びんずるばらだじゃ)で、「賓頭盧(尊者)」と略して呼ばれています。釈迦の弟子の十六羅漢(高僧)の第一。病気治癒の神通力が強力で、備わった神通力をもてあそんだために釈迦にお叱りを受け、「お前は究極の悟りを得ず、この世にとどまって仏法を守り、人間の病を癒し、多くの衆生を救いなさい」と命ぜられたのだとか。お釈迦さまの滅後も衆生を救い続けているとされ、その神通力にあやかろうと、日本ではこの像を堂の前に置き、自らの患部と同じところを撫でると治るという信仰、「なで仏」の風習が広がりました。
釈迦の弟子の1人。名がピンドーラ、姓をバーラドヴァージャといい、漢訳では、「賓頭盧跋羅堕闍」(びんずるばらだじゃ)で、「賓頭盧(尊者)」と略して呼ばれています。釈迦の弟子の十六羅漢(高僧)の第一。病気治癒の神通力が強力で、備わった神通力をもてあそんだために釈迦にお叱りを受け、「お前は究極の悟りを得ず、この世にとどまって仏法を守り、人間の病を癒し、多くの衆生を救いなさい」と命ぜられたのだとか。お釈迦さまの滅後も衆生を救い続けているとされ、その神通力にあやかろうと、日本ではこの像を堂の前に置き、自らの患部と同じところを撫でると治るという信仰、「なで仏」の風習が広がりました。
善光寺『びんずる廻し』|2025 | |
開催日時 | 2025年1月6日(月)19:00〜、1月6日 |
所在地 | 長野県長野市長野元善町491-イ |
関連HP | 善光寺公式ホームページ |
電車・バスで | JR長野駅から路線バスで15分、善光寺大門下車 |
ドライブで | 上越自動車道長野ICから約12km |
駐車場 | あり/有料 |
問い合わせ | 善光寺 TEL:026-234-3591 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |