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奈良井駅

奈良井駅

長野県塩尻市奈良井にあるJR中央本線(中央西線)の駅が奈良井駅(ならいえき)。中山道・木曽路で最大の宿場、奈良井宿の一角にあり、駅舎も雰囲気を損なわないようにという配慮から、街道風の建物になっています。標高933.8mで、JR東海では最高所の駅となっています。

中山道奈良井宿の玄関駅

奈良井宿が繁栄したのは、中央分水嶺である鳥居峠の登り口にあったから。
奈良井駅がJR東海の最高所に位置するのもこの地理的な要因から。

明治42年12月1日、国有鉄道中央東線・塩尻~当駅間延伸と同時に開業(明治44年5月1日、東京〜塩尻〜名古屋間、中央本線全通)。
現存する駅舎は開業当時からの木造で、宿場風に手直しされています。
通常は各駅停車しか停車しませんが、行楽シーズンやイベント開催時には臨時特急や快速列車が停車。

中央分水嶺を越える鳥居トンネルは、開通時には現在より奈良井川寄りにあり、20‰(パーミル)の急勾配という難所でした(昭和44年に現在の鳥居トンネルが開通)。

かつては奈良井営林署貯木場があり奈良井川に沿って奈良井森林軌道(奈良井営林署管内・黒川森林軌道/奈良井〜栃窪〜糖沢〜曲り淵〜表塩水〜上ノ原〜羽淵〜番所〜栃洞〜樽ケ沢〜シシ沢〜黒川)が敷設されていましたが昭和29年に水害後に廃線になり、旧軌道は奈良井ダムの湖底に眠っています。
奈良井駅裏の観光案内所駐車場の脇に往時の機関車などが保存展示されています(木曽森林鉄道95号=酒井5t機、B型客車=ボギー客車)。

奈良井駅
名称 奈良井駅/ならいえき
所在地 長野県塩尻市奈良井
ドライブで 長野自動車道塩尻ICから約25km
駐車場 奈良井駅前駐車場(15台/有料)
問い合わせ 奈良井宿観光案内所 TEL:0264-34-3160/FAX:0264-24-0024
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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