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アルプス搗精工場

アルプス搗精工場

長野県大町市、大町温泉郷近くにある長野県酒造協同組合が営む日本最大規模の搗精(とうせい)工場が、アルプス搗精工場。搗精とは、日本酒の原料となる「美山錦」、「ひとごこち」などの酒造好適米を精米すること。長野県内70ほどの酒蔵が使用する酒造米を精米しています。

酒造好適米を精米する日本最大規模の搗精工場

長野県には多くの酒蔵があります。その数なんと75で、新潟県の89に次いで第2位の酒造王国。
県をあげて酒米や酵母などの研究も行なわれ、様々な酒造好適米(酒米)も生み出されています。

飯米が米を10%磨いた90%程度の精米歩合なのに対して、酒米は70%以下、大吟醸なら50%以下の精米が必要となります。
そのため、飯米より粒が大きく、割れにくい米であること、蒸米にした時の吸水率の高さ、麹のつくりやすさなどが酒米には求められます。
長野県では、現在、昭和14年に長野県立農事試験場で生まれた「たかね錦」を筆頭に、「金紋錦」、「しらかば錦」、「ひとごこち」、「美山錦」、「山恵錦」、「山田錦」の7品種が栽培、使用されていますが、その中心的な栽培地が大町市、松川村などの安曇野。

アルプス搗精工場、高品質な精米を行なうコンピュータ管理の酒蔵用精米機30台などを見学できるほか、長野県の蔵元75社の日本酒の展示と、試飲(有料)・販売コーナーが併設されています。

アルプス搗精工場
名称 アルプス搗精工場/あるぷすとうせいこうじょう
所在地 長野県大町市平1040-250
関連HP 大町市公式ホームページ
電車・バスで JR信濃大町駅からタクシーで10分
ドライブで 長野自動車道安曇野ICから約28km
駐車場 15台/無料
問い合わせ アルプス搗精工場 TEL:0261-22-5251/FAX:0261-22-6615
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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