2024年8月25日(日)、長野県松本市で「乗鞍ヒルクライム2024』を開催。日本におけるヒルクライム大会のまさしく最高峰の大会。乗鞍エコーライン(県道乗鞍岳線)の乗鞍高原から乗鞍山頂の畳平(鶴ヶ池)まで、全長20.5km、標高差1260mを走ります。
文字通り日本最高峰のヒルクライムレース
コースは、乗鞍高原観光センター~乗鞍高原長野・岐阜県境。
6月に行なわれる『ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会』、さらには宮城県蔵王町で開催される『日本の蔵王ヒルクライム・エコ』、秋田県由利本荘市で開催される『矢島カップMt.鳥海バイシクルクラシック』とシリーズ戦を組んでいます。
また、『ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会』とともに『松本ヒルクライム』と総称される大会です。
『乗鞍ヒルクライム』は、国内ヒルクライム大会の中では最高所となるゴール(鶴ヶ池横・標高2700m)を目指す大会で、往路のみのタイムトライアル。
スタートは、乗鞍観光センター前、ゴールは乗鞍高原長野・岐阜県境(標高2716mバス停があります=日本最高所のバス停)で、マイカー規制が行なわれる乗鞍エコーライン(県道乗鞍岳線)で、通常は登山バスが上る場所。
標高差は1260mにも及び、登山バスも50分ほどかけて登っています。
好天に恵まれれば槍穂高連峰など北アルプス連峰が一望で、まさに「King of Hillclimb」と呼ばれるゆえん。
乗鞍大雪渓下が家族・友人の応援ポイントとなっています(予約制のい応援バスも運行/定員に達し次第締め切り)。
乗鞍エコーライン(県道乗鞍岳線)はマイカー規制が実施されていますが、競技時間中(6:00〜12:30)はバス・タクシーも通行止め。
前日18:00〜当日朝6:00は、夜間通行止めなので実質、前日18:00〜完全通行止めに。
乗鞍岳登山などを計画される場合には、平湯回りのプランを。
長野・岐阜県境は「公道の日本最高所」
長野県の乗鞍高原側から乗鞍岳山上の畳平・鶴ヶ池を目指すコースですが、実は、乗鞍大雪渓を超えた先、大黒岳(2772m)の南側鞍部(長野・岐阜県境)は、標高2720m。
実はこの地点が長野県道乗鞍岳線の起終点ですが、日本の公道の最高所で、日本最高所のバス停もあります。
現在、乗鞍エコーライン(県道乗鞍岳線)には環境保護のために通年マイカー規制が実施されていますが、マイカー規制実施以前には、車(マイカー)で登ることのできる最高所でした。
マイカー規制が実施されても公道としての最高所には変わりありません。
ですから通常の自転車で走ることのできる日本最高所でもあるわけです。
乗鞍ヒルクライム2024|松本市 | |
開催日時 | 2024年8月25日(日)6:00〜12:30 |
所在地 | 長野県松本市安曇4306-5 |
場所 | 乗鞍高原観光センター~乗鞍高原鶴ケ池(長野・岐阜県境) |
関連HP | 乗鞍ヒルクライム公式ホームページ |
問い合わせ | 乗鞍ヒルクライム大会実行委員会 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |