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駒つなぎの桜

駒つなぎの桜

昼神温泉に近い智里昼神神社下の旧東山道沿い咲く巨桜。推定樹齢800年(500年とも)のエドヒガンの古木で、源義経が奥州に下る時、馬をつないだという伝説も残されています。例年花の見頃は4月中旬〜4月下旬頃(遅い年だと5月上旬頃)。水田の水鏡に映る桜は絶景で多くのカメラマンや旅人を魅了しています。

桃源郷と化した園原に咲く、推定樹齢800年のエドヒガン

推定樹齢からいって源義経が馬を繋ぐという伝承には無理がありますが、古代から中世に東山道は恵那山の北肩、神坂峠(みさかとうげ)を越えています。
古代において坂は「峠」の意味で、後に、東山道(中山道)は急峻で死者も数多く出た神坂峠を避けて、木曽谷の川沿いを通るようになりました。
神坂峠から中世の陶磁器が出土していることから、東山道沿いの桜に義経が馬を繋いだという伝説が生まれたのだと推測できます。

駒つなぎの桜の開花時には18:00〜21:00の間、ライトアップも実施。
開花時には月見堂下から終日車両進入禁止となるので、月見堂、東山道・園原ビジターセンターはゝき木館周辺の駐車場(無料)に車を入れ、15分~20分ほど歩くことになります。
4月下旬〜5月中旬には園原IC、月川温泉、花桃の里周辺では花桃も咲き、一帯は桃源郷に変身します。

 

駒つなぎの桜
名称 駒つなぎの桜/こまつなぎのさくら
所在地 長野県下伊那郡阿智村智里
関連HP 東山道・園原ビジターセンターはゝき木館公式ホームページ
ドライブで 中央自動車道園原ICから約1.6kmで園原ビジターセンターはゝき木館
駐車場 東山道・園原ビジターセンターはゝき木館周辺(30台)
問い合わせ 東山道・園原ビジターセンターはゝき木館 TEL:0265-44-2011
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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