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茶臼山恐竜公園

茶臼山恐竜公園

長野県長野市篠ノ井、JR・しなの鉄道篠ノ井駅の北西の丘陵、茶臼山自然植物園内にあるのが、茶臼山恐竜公園。ジュラ紀、白亜紀といった4つの時代の恐竜約25体を実物大で展示するユニークな公園で、日本の「恐竜公園」の先駆け。園内最大のディプロドクスは体長25mという大きなものです。

善光寺平を眼下に、恐竜が展示される公園

長野市制施行80周年記念事業として、茶臼山地すべり跡地(茶臼山旧南峰で発生した大規模な「第三紀層地すべり」の跡地)を整備して、茶臼山自然植物園が昭和52年7月27日に開園。
さらに46haにも及ぶ地すべり跡地の荒廃した光景は、恐竜のテーマパークに最適という理由から、昭和55年7月27日に茶臼山恐竜公園が開園しています。

しかも古生代・ペルム紀、中生代・三畳紀、中生代・ジュラ紀、中生代・白亜紀という4つの生息時代順に設置され、恐竜像に触れたり、中に入って遊ぶことができます(翼竜は分類学上は恐竜ではありませんが、一括して恐竜として展示)。
善光寺平を眺める展望台としても利用価値が大。

茶臼山恐竜公園の開園にあたり、博物館の模型制作を専門とする日東商事が苦心して生み出したのがFRP製実物大模型で、昭和60年9月23日には園内に茶臼山自然史館が開館しています。
FRP製実物大模型に関しては、復元後の見直しなどが行なわれていないため、現在の科学考証とは異なる部分がありますが、尻尾部分を滑り台とするアレンジなど、日本国内で見かける恐竜模型の先駆けとなる展示で、他の公園の多く恐竜像も日東商事が手掛けています。

画像協力/(公財)ながの観光コンベンションビューロー

茶臼山恐竜公園に設置の恐竜像全リスト

古生代・ペルム紀

中生代・三畳紀

中生代・ジュラ紀

中生代・白亜紀

茶臼山恐竜公園
名称 茶臼山恐竜公園/ちゃうすやまきょうりゅうこうえん
所在地 長野県長野市篠ノ井岡田2358
関連HP 茶臼山恐竜公園・自然植物園公式ホームページ
電車・バスで JR・しなの鉄道篠ノ井駅からタクシーで10分
ドライブで 長野自動車道更埴ICから約7km。上信越自動車道長野ICから約8km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 茶臼山恐竜公園・自然植物園 TEL:026-293-5168
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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