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ライオン観察に絶好、長野市茶臼山動物園の「ライオンの丘」に注目!

長野市茶臼山動物園

長野県長野市篠ノ井の丘陵地帯にある長野市茶臼山動物園。2023年4月22日に一般公開された「ライオンの丘」は、これまでのライオン・トラ獣舎という環境を大きく改善し、小さいながらもあたかもサバンナのような光景を生み出したもの。間近にライオンがいるため、写真撮影にも絶好のスポットとなっています。

志賀高原、菅平高原がサバンナ的な借景に!

長野市茶臼山動物園は茶臼山という山にあり、専用のモノレールも築かれているほどの山の上。
そうした地形を活かし、動物園から望む山々をサバンナの風景に見立てた雄大で見晴らしの良い「ライオンの丘」を整備したもの。
動物園的には「運動場」の扱いですが、ライオンの生活環境が大幅に改善、さらに別に獣舎も新設されたため、将来的にはライオンの繁殖も期待できるとのことです。

ライオンの丘の整備は、「アムールトラの森とライオンの丘プロジェクト」(通称「トライオンプロジェクト」)で誕生したもの。
既存のライオン・トラ獣舎(猛獣舎)をアムールトラ専用に改修、広い森(運動場)を整備し、アムールトラが大好きな水浴びができるよう水場も広く設置しようという計画で、ライオンと獣舎を分けることで、両者の生活環境がかなり向上しています。

開園40周年を記念して新設された「ライオンの丘」は、ガラス張りで間近で姿を見ることができ、しかも背後の菅平高原や志賀高原がサバンナの光景のようと好評です。
サファリパークだと入園料も高く、ライオンも遠くで見ることが多いのですが、動物園のため、すごく間近で観察できるというのが大きなメリットになっています。
「映画を見ているみたい」と来園者からも好評です。

2023年に開園40周年を迎えた野市茶臼山動物園では、2009年に飼育展示施設「レッサーパンダの森」、21年7月に「オランウータンの森」がオープン。
そして「ライオンの丘」といずれも茶臼山の自然の木々を活かした展示で、野生に近い暮らしを間近で見られるのが特徴。
入園者も増加しています。

ライオン観察に絶好、長野市茶臼山動物園の「ライオンの丘」に注目!
名称 長野市茶臼山動物園/ながのしちゃうすやまどうぶつえん
所在地 長野県長野市篠ノ井有旅570-1
関連HP 長野市茶臼山動物園公式ホームページ
電車・バスで JR篠ノ井駅からタクシーで10分
ドライブで 長野自動車道更埴ICから約8km。上信越自動車道長野ICから約9km
駐車場 690台/無料
問い合わせ 長野市茶臼山動物園 TEL:026‐293‐5167/FAX:026-293-5197
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

長野市茶臼山動物園

長野県長野市篠ノ井の茶臼山山麓にある動物園が長野市茶臼山動物園。長野市制80周年の記念事業の一環として1983年8月8日に開園した動物園で、2009年に飼育展示施設「レッサーパンダの森」、21年7月に「オランウータンの森」、2023年に「ラ

茶臼山モノレール(スロープカー)

長野県長野市篠ノ井の茶臼山山麓にある長野市茶臼山動物園。15haという広大な敷地の動物園で、動物園北口駐車場と動物園北口駅(動物園北口券売所前)を結んで茶臼山モノレール(スロープカー)も運行しています。斜面走行モノレール(跨座式モノレール)

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