第46回カッタカタまつり|須坂市|2023

2023年7月22日(土)、長野県須坂市で『第46回カッタカタまつり』が開催。「カッタカタ」とは、豊富な水力を活かして明治から昭和初期にかけて北信・須坂で栄えた製糸業で繰糸機の糸枠の回る音。駅前通りと国道403号を歩行者天国にして開催されるのが『カッタカタまつり』です。踊りの祭典、竜みこしがメインイベント。

『仮装・山車デコレーションコンテスト』『踊りコンテスト』も実施

カッタカタまつり

「カッタカタ」とは繰糸機の糸枠の回る音。
須坂の夏まつりで歌われる須坂小唄(中山晋平作曲・野口雨情作詞)は、大正12年、須坂市内の製糸会社(山丸組=明治20年山丸製糸所として創業し、埼玉県大宮や愛知県安城にも製糸工場をつくった製糸王。世界大恐慌の影響で昭和5年に倒産。臥竜公園の竜ヶ池は失業者救済政策で造園された)の工場歌としてとして作られたもの。
当時、工女たちが糸繰り時に品の悪い歌を歌っていたため、工場側がその対策として製作を依頼したのだとか。
「須坂小唄」は工場歌とはいうものの、東京の帝国ホテルで盛大な発表会が行なわれています。
「山の上から ちょいと出たお月 誰を待つのか 待たれるか ヤ カッタカタノタ ソリャ カッタカタノタ」がひびき渡る中、踊りの祭典、竜みこしのほかおまつり広場では、フリーマーケットやダンスパフォーマンス大会を開催。
 
 
おまつり広場(国道403号おおくぼ眼科前~轟病院前交差点)、踊りゾーン(国道403号の横町中央交差点~末広町交差点、県道344号須坂停車場線の芝宮前~けんしん須坂支店前)をメインの会場に、様々なイベントが行なわれます。
踊りの祭典では「仮装部門」、「山車デコレーション部門」を設けゾーン内の「審査区間」で『仮装・山車デコレーションコンテスト』の審査を実施。
『踊りコンテスト』では、美しい踊りでまつりを最も盛り上げた連を、参加連の投票により決定

踊りの祭典=18:05〜20:25(踊り、仮装・山車デコレーションコンテスト、踊りコンテスト)
竜みこし=19:00~19:30(踊りの祭典の大休憩時)
おまつり広場・フリーマーケット=15:30~20:00
おまつり広場・ダンスパフォーマンス=15:40~17:20

正調須坂小唄

山の上から ちょいと出たお月 誰を待つのか 待たれるか
ヤ カッタカタノタ ソリャ カッタカタノタ

誰も待たない 待たれもしない 可愛いお方に 逢いたさに
ヤ カッタカタノタ ソリャ カッタカタノタ

可愛いお前は 須坂の街に 須坂恋しか あのお月
ヤ カッタカタノタ ソリャ カッタカタノタ

お月や工場を ちょいと来てのぞく 誰に思いを かけたやら
ヤ カッタカタノタ ソリャ カッタカタノタ

誰に思いを 友達衆よ ホロロホロロと 夜が更ける
ヤ カッタカタノタ ソリャ カッタカタノタ

ホロロホロロと 須坂の街の 寝ずの番やら あのお月
ヤ カッタカタノタ ソリャ カッタカタノタ

カッタカタまつり
第46回カッタカタまつり|須坂市|2023
開催日時 2023年7月22日(土)15:00〜21:00
所在地 長野県須坂市須坂
場所 須坂市街地
関連HP 須坂市公式ホームページ
電車・バスで 長野電鉄須坂駅から徒歩すぐ
ドライブで 交通規制が実施されるため注意を
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 須坂カッタカタまつり実行委員会事務局(産業振興部商業観光課内) TEL:026-248-9005
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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2016年7月6日

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